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by metergirl
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悪名高いファーストアルバム

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The Neville Brothers(1978)90年ごろにCD化再発されたものかな。
入手。
国内限定盤というの。オークションで。今回は競争相手がひとり。といっても競り勝つスリルはなく。すでに入札されている価格の上をわたしが入れたにすぎない。美品でした。
910円で落札+冊子小包送料180円+郵便振替手数料105円(?)。
この前のレココレは350円に対して現金を使って銀行のATMで振り込んだら、¥300いくらか手数料が必要だったので、もうちょっと安い方法があったのでは、と後悔したもんだった。
なぜか、振り込み手数料ほど払いたくないものはない。
考えたらお金を相手に届けてくれるんだから、それくらいかかってもあたりまえのことなんだけど。郵便物など形あるものを目の前にとどけてくれるのとは違って、通帳上の数字が変わるだけだからついつい、ありがたみを感じなくて。

さて、このアルバム、レコード会社からプロデューサーを押しつけられた、プロデューサーはネヴィルズのことをわかっていなかった、ネヴィルらしくない、つまらない音、とかいう評判。それはぜひ聞いてみなくちゃ、ということで。

まだちょっと聞いただけだけど、ふーん、なるほど。
その悪評もわかる気が。

このアルバムに限らず、アーロンの歌うAh~、Wooh~というバラードの中で、安っぽい歌謡曲みたいなのがときどきある。
曲のつくりがあまりにメロドラマっぽいのには、「うわっ」と一瞬引くけど、あの声が聞こえると、歌謡曲であろうがクサかろうが、なんであろうが、いいやんか!どこが悪いねん!と、絶対好きになってしまう。
このアルバムのアリアンヌという曲もそのタイプ。

もっとファンクを!というファンが多いのかな。
オフィシャルサイトの書き込みでも、Give me Artと書いて、アーロンの甘党の曲のことを、milquetoastと評してあった。
「ミルクトースト」・・・なんか甘そう。
学習用英和辞典では、「(米語)極端に気の弱い男、いくじなし」とある。

この人たちの音楽ってネヴィルガンボと言われるようにいろいろなものがミックスされているだけに、受け入れられ方も難しい面があるのでしょう。

それと、どういうアルバムを作るかということも難しいんだろうな。

ニューアルバムをプロデュースしたアイヴァンは、親父(daddy)のキャリアや美しい声はすばらしいけど、ネヴィルズのアイデンティティを損なっていた、というようなことをインタビューで語っていた。うへっ。それで、あのアルバムね。あれも大好きよ、アイヴァン。
by metergirl | 2005-02-16 23:42 | ネヴィルズ