今ごろになって~アラン・トゥーサン~
2007年 10月 23日
10月18日 18時半 1stステージを見ました。at ビルボードライブ大阪
とても甘美なひとときでした。
夕方6時半という早すぎるスタートのせいもあってか空席が目立つ入り具合。
でもきっとわたしたちみたいにすっごく楽しみに気合入れて見に来た人ばっかりだった(と思う)。
ミーandトゥーサン
あつかましくも腕を組んでいるわたし。この黒いシャツはふかふかだったわ。
トゥーサンのステージ衣装は何があってもスーツ、そしてサンダル。
サンダルは昔のバスの運転手さんが履くようなアレ。
バックベルトがついた皮のでつま先が覆われているやつね。
この日はこういうサンダルに白っぽい靴下(!)を履いていた。
同行の友人が言うにはこのサンダルなら(ピアノの)ペダルを踏みやすいからなのかも?って。
そうかもしれない。
おっと何を履いていたかなんてどうでもいい。
いっぱいいっぱいヒットメドレーを堪能。
特に
‘更年期うつ’の気分さえもアップさせてくれた(薬物より効果アリな)のは、
ティピティーナ、ブリックヤードブルース、サザンナイト、ウィズユーインマイマインド・・・それからほかにもいろいろ。イエス・ウィ・キャンも。あーナイトピープルもシュラーシュラーも。(なんで全部カタカナにしてしまったのかしらん)
(歌イマイチやな、と思ったのは(!)All these things)
コステロ・トゥーサンでやったOn your way downやFreedom for the stallionなんかはやらなかったな。Who's gonna help Brother も。
ちょっと‘シリアスもん’になってしまうから?そうでもないよな。あっ、(コステロが垢つけたからやわ??)
甘くて柔らかい響きのピアノから力強いピアノまで、あの大きな手から軽やかに生み出される。ほんと軽やかよー。後のサイン会で女性ファンと手のひらを合わせて大きさを比べてたけど、すごく大きかったです。
コーラス隊はいなかったけど、その分、サックスもよーく絡んでていい感じ。
サックス、ベース、ドラムだけでギターなしってのもよろしい。
並んでサインをしてもらっているとき、
わたしの前の男性がこんなLPを持ってきてサインしてもらっていたぞ。↑
「兄ちゃん、何なん、そのレコード?」とたずねるほどの「オバチャン度」は高くなく、何だろう、と黙って見ていたけど、しばらくしてこの本を見てわかりました。
74年にプロデュースとアレンジをしたブロウニング・ブライアントという白人若者の作品。
あら、便利。こんなふうに調べものもできる本なのです。
こんな昔の、裏方やってたモノを持ってきてくれるコアなファンが極東の地にいるなんてきっとうれしく思ったことでしょう。
サインをもらおう!という気がなかったこの日は何もアルバムを持って来ず、ぬかっていた。
その代わりにタワレコ先行発売最終日のこの日に手に入れたばかりのこのニューオーリンズミュージックガイド本のトゥーサンのページにサインしてもらった。
右にト音記号が書いてあって整ったきれいな署名でしょ。
トゥーサンそのまんま。
トゥーサンってピアノもスーツ姿もお行儀も紳士的。
人間性もきっとそうなんだろう。
ドキュメンタリーでしゃべっている映像はいつもグランドピアノの前でスーツ着て、きちんと座ってしゃべっている。字幕も「私は・・・だったのです。」みたいに丁寧なしゃべり方に訳してある。
ゴロつきっぽいミュージシャンがしゃべった言葉の字幕は
「俺は・・・・さ!マジでやばいぜ。」みたいに訳してあるのと大違い。
ということで、ニューオーリンズのピアノレジェンド紳士がすばらしいひとときをプレゼントしてくれました。
〈つけたし〉
終演は8時過ぎ。2ndステージ見る人たちが近くの居酒屋で飲み食いし始めていたところに合流。
2ndステージは9時半からだっていうのにその5分前までがぁーがぁー飲んでたご一行様。このえー加減♪な人たちとの再会も大いに楽しかった夜でした。
とても甘美なひとときでした。
夕方6時半という早すぎるスタートのせいもあってか空席が目立つ入り具合。
でもきっとわたしたちみたいにすっごく楽しみに気合入れて見に来た人ばっかりだった(と思う)。
ミーandトゥーサン
あつかましくも腕を組んでいるわたし。この黒いシャツはふかふかだったわ。
トゥーサンのステージ衣装は何があってもスーツ、そしてサンダル。
サンダルは昔のバスの運転手さんが履くようなアレ。
バックベルトがついた皮のでつま先が覆われているやつね。
この日はこういうサンダルに白っぽい靴下(!)を履いていた。
同行の友人が言うにはこのサンダルなら(ピアノの)ペダルを踏みやすいからなのかも?って。
そうかもしれない。
おっと何を履いていたかなんてどうでもいい。
いっぱいいっぱいヒットメドレーを堪能。
特に
‘更年期うつ’の気分さえもアップさせてくれた(薬物より効果アリな)のは、
ティピティーナ、ブリックヤードブルース、サザンナイト、ウィズユーインマイマインド・・・それからほかにもいろいろ。イエス・ウィ・キャンも。あーナイトピープルもシュラーシュラーも。(なんで全部カタカナにしてしまったのかしらん)
(歌イマイチやな、と思ったのは(!)All these things)
コステロ・トゥーサンでやったOn your way downやFreedom for the stallionなんかはやらなかったな。Who's gonna help Brother も。
ちょっと‘シリアスもん’になってしまうから?そうでもないよな。あっ、(コステロが垢つけたからやわ??)
甘くて柔らかい響きのピアノから力強いピアノまで、あの大きな手から軽やかに生み出される。ほんと軽やかよー。後のサイン会で女性ファンと手のひらを合わせて大きさを比べてたけど、すごく大きかったです。
コーラス隊はいなかったけど、その分、サックスもよーく絡んでていい感じ。
サックス、ベース、ドラムだけでギターなしってのもよろしい。
並んでサインをしてもらっているとき、
わたしの前の男性がこんなLPを持ってきてサインしてもらっていたぞ。↑
「兄ちゃん、何なん、そのレコード?」とたずねるほどの「オバチャン度」は高くなく、何だろう、と黙って見ていたけど、しばらくしてこの本を見てわかりました。
74年にプロデュースとアレンジをしたブロウニング・ブライアントという白人若者の作品。
あら、便利。こんなふうに調べものもできる本なのです。
こんな昔の、裏方やってたモノを持ってきてくれるコアなファンが極東の地にいるなんてきっとうれしく思ったことでしょう。
サインをもらおう!という気がなかったこの日は何もアルバムを持って来ず、ぬかっていた。
その代わりにタワレコ先行発売最終日のこの日に手に入れたばかりのこのニューオーリンズミュージックガイド本のトゥーサンのページにサインしてもらった。
右にト音記号が書いてあって整ったきれいな署名でしょ。
トゥーサンそのまんま。
トゥーサンってピアノもスーツ姿もお行儀も紳士的。
人間性もきっとそうなんだろう。
ドキュメンタリーでしゃべっている映像はいつもグランドピアノの前でスーツ着て、きちんと座ってしゃべっている。字幕も「私は・・・だったのです。」みたいに丁寧なしゃべり方に訳してある。
ゴロつきっぽいミュージシャンがしゃべった言葉の字幕は
「俺は・・・・さ!マジでやばいぜ。」みたいに訳してあるのと大違い。
ということで、ニューオーリンズのピアノレジェンド紳士がすばらしいひとときをプレゼントしてくれました。
〈つけたし〉
終演は8時過ぎ。2ndステージ見る人たちが近くの居酒屋で飲み食いし始めていたところに合流。
2ndステージは9時半からだっていうのにその5分前までがぁーがぁー飲んでたご一行様。このえー加減♪な人たちとの再会も大いに楽しかった夜でした。
by metergirl
| 2007-10-23 23:56
| ニューオーリンズ音楽